低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

マンションのひび割れ補修

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今回はマンションのゴミ置き場の床のひび割れと浮きの補修です

このような場所の補修は一般的には1年、2年ごとの検査でそれこそひび割れに樹脂を擦り込んで仕上げの

塗装をして完了なのですが、管理が厳しくゼネコンもその補修の方法を詳しく知っていれば今回のように

ひび割れには低圧注入を行い、そしてモルタルの浮には高圧での浮き注入工法を併用となります


確かに費用は掛かりますが今後の検査ではまったく問題はなくなりますのでむしろ費用にしても経済的に

なるのではと思います。


ひび割れが大きく例えば0.5㎜程度であれば、その付近の浮きの隙間には低粘度型を注入すれば十分に侵

入していきます。


今回もひび割れの傍の浮いている部分に樹脂が廻ってくるのか確認のために穿孔していたのですが、3度

目の注ぎ足し注入でその穴から樹脂が吹き上がってきました。


その後はひび割れの傍の浮きには高圧では注入はしていません


樹脂の廻りの確認は打診音でしています



ただし、ひび割れから離れた個所の浮きは穿孔して高圧で注入をしています



今回の仕事の出来は90点・・かな



休み明けは駅前のテナントビルの改修工事のひび割れ補修です