低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

マンションの天井のひび割れ注入

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 築後5年経過の高級賃貸マンション9階の天井が斜め方向にひび割れています。
ひび割れの幅も0.4㎜と比較的大きなものです。
この建物は繁華街に位置していて敷地面積いっぱいの細長い中層の鉄骨鉄筋コンクリート造りです。
このひび割れの原因は断定は出来ませんが建物の動きによるものだと推察します。
この建物の角に当る部屋で、上の階も下の階も同じような方向にひび割れが発生しています。
注入工事は天井の場合でも下の方向からフロッグで低圧注入をすればほぼ完璧にひび割れの中にエポキシ樹脂を充填できます。

 仮止めシール材をとった跡の黒い線のようなものは補修しているモルタルにエポキシ樹脂が染みているものです。
つまり完璧に注入が出来ているという跡です。
注入した後に更に建物の動きがあった場合にはどうなるのかは推察でしか判断できませんが、過去の経験から推察すると注入したすぐ横がひび割れると思います。

 注入したエポキシ樹脂の方が天井のコンクリートよりその引張り強度は遥かに強いからです。
エポキシ樹脂は硬化すると約70㎏/cm2の強度です。
コンクリートは約40㎏/cm2程度です。

 大家さんそんなに落ち込まないで。ひび割れが再発したらまた注入しましょうよ。私達はいつもおあなたの味方でっすぅ。

 それにしても30万円の家賃は高いですね。駐車場は7万円ですかぁ。
もっとも六本木では100万円が安いというもんね。
私は月に100万円の家賃の所に住んでも冬には石油ストーブの上にやかんをおきたいなぁ。
スルメを焼くのもいいぞぉ。

 六本木のマンションに住んでいる夢を見るように願って、もう寝るべぇ。