築後１年未満の建物。
１０階建ての建物でこの階だけの事。
随分急いで建てたのだから何かの要因が重なったのかと思います。
真新しい壁ですから一滴の樹脂も漏らせません。
目視では裏側にはひび割れは無いのですが注入を始めると案の定反対側からは樹脂が漏れてきました。
注入するエポキシ樹脂は無溶剤タイプなので仕上げ材に漏れてもそれを溶かすことはありませんが紫外線が当ると鮮やかに黄変するのです。
最初は透明なので気が付かないでそのままに放置すると半年後には黄変して大クレームとなります。
硬化したものはコンクリートよりも強い接着力を持っていますから何をやってもとれまへん。
泣きたくなりまっせほんまに・・・。
厭な事の時は関西弁が合いますね。
馬鹿な奴がいて、エポキシ樹脂を足場の上からポンプで遠くに飛ばすと言って飛ばしたら下の車にかかってしまって大変な事になったことがありました。
ほんまにアホちゃうか。
責任者出せって言ってまっせ。
せっ、責任者て、なんや おっ、俺やないかい・・・。
すんまへん。保険で直しますさかいにすんまへん。
次の日から若い篠田君は不登社（校）になりました。
たいした事はないよ。
お金で済んだんだもん。親方は怒っていません。おしっこを飛ばすよりは罪は軽いよ。
