低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

雪の上はどうして滑るのか知っていますか

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今日は話題を変えて趣味の事

前回のブログでスキー板の滑走テープの特許の話をしましたが、残念ながら未だに商品化が出来ていないので今年もチューンナツプは昔の方法で行なっています。

スキー板で雪の上を滑ると言う原理は何がその要因なのかという事が未だに私は良く解りません。

学者の意見ではスキー板と雪の摩擦で板の界面の層の雪が解けて滑るのだとか。
そうだろうか?と思います。

もし滑る摩擦で雪が溶けて水になるのなら苗場スキー場みたいに多くの人が滑っているゲレンデは水浸しになる筈なのにそうはなりませんよね・・と疑問に思います。

色々な人が摩擦による雪の凍解と言っているのだからそうなんだと思いますが、私なりに解釈するとこういうことではないかと思います。

実際のゲレンデの滑った跡を見ると決して水などは浮いていませんが雪という形の物は確かに無くなっています。

もともと雪は六角形に結晶化していますが滑った跡はその形は潰されて小さな柔らかい氷のようになっています。
この事を雪が摩擦で溶けると言うのでしょうか。

でも本当かどうか怪しい事ですが、滑る時のスキー板と雪の摩擦で熱が発生して雪が溶けて滑ると言われているのは絶対に違うと思います。
もしそうならスキー板の中にヒーターを組み込んで板を熱くして滑ると雪は溶けるけどスピードが出るでしょうか・・・春スキーみたいに引っかかって駄目だと思いますね。

今のスキー板メーカーの滑ると言う事についての考え方は、塗布したワックスを滑る時の摩擦で溶かしてより摩擦を少なくしようと言う事らしいのです。

でもこの考え方はこの十年前頃からの比較的新しい考え方で、昔は滑走面に摩擦では溶けにくい硬いワックスで滑りをよくしようという考え方でした。

スキー板の滑走面も今はワックスが滲み込みやすい様に表面は毛羽立ったように粗面になっていますが昔の板の表面は硬くて密度か高かったと思います。

私なりに考えると昔の板は陶器のように硬くて滑らかな物が良く滑ると言う考えのもとに作られていたのですが、最近の板はワックスの溶ける力を利用して滑りを良くしようという事で表面を粗くしているのだと思います。

一昔前までは板の滑走面には赤い塗料が良く滑るとかいって塗っていた人も居たようですがこれは赤い塗料が硬いからと言う理由だったと思います。

私の特許の滑走テープは固くて密度の高い、そして表面が滑らかなものが良く滑ると言う原理から考えた物ですから今の考え方とは少し違いますね。

陶器の滑らかな板と表面にワックスを埋め込んだ板とを並べて滑らせて見ると直ぐにわかると思うのですが誰か実験をして欲しいですね。

ワックスの場合は空気を逃がす為の溝は摩擦で直ぐに消えますが、硬い板の場合は予め溝を彫っていますから摩擦程度では消えません。

などなど話し出したらきりがありません。

どちらでもいいかぁ。
ブームは過ぎた事だし。
スキーよりも温泉とお酒とバイキング料理の方が楽しいもんね。
先週のホテルでは蟹の食い放題だったよ。