低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

梁のひび割れは早めの注入を

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写真は築後12年目の建物で梁にモルタルを継ぎ足したためにひび割れが入っている。
フロッグでエポキシ樹脂を注入して補強します。

モルタルをコンクリートに継ぎ足すのはバルコニーなどの立ち上がり壁に良く見られます。
建物を造っていて辻褄が合わなくなると継ぎ足すというのはある意味仕方の無い事かも知れません。

工場で建築しているではありませんからね。
現場の職人の技量、天候、などなど色々と外的要因が沢山有りますからね。

発見したら直ぐに補修すれば重大事故も防げます。

このような場合に下方向から振動ドリルで穿孔して高圧にてエポキシ樹脂を注入する人がたまにいますが絶対に駄目です。

コンクリートモルタルは肌別れしているのですから振動を与えたり隙間に圧力をかけるとモルタルが落下してしまう場合があります。
それこそ重大事故になります。

ひび割れの幅が0.6㎜もあるところについてはグリス状のエポキシ樹脂を注入して流れ出さないようにします。

あぁー眠い。