誘発目地の横に完成後半年足らずでひび割れ発生です。
どうしてせっかくの誘発目地があるのにその部分がひび割れないのでしょうか。
原因が解りません。
このような低い擁壁の場合に果たしてひび割れの補修が必要なのかと言う疑問があります。
コメントを求められたら、このひび割れを長期間に渡って放置しておくと内部から遊離石灰が流失して白
く汚れてしまいますから意匠的には注入した方が良いと思いますとか、しかし擁壁の強度についてはそん
なに気にするほどではないかと・・・・曖昧な言い方になるでしょうね。
補修するかしないかの決定は施主側(共用部分の管理者)で決めることで、施主がどうしても気に入らな
いと言うのなら補修をするしか仕方の無い事だと思います。
お施主さんから次のマンションの契約が取れる可能性があるなら営業上も踏まえて我々に仕事を出すのも
そんなに無駄にはならないかも知れません。
前回にも報告していますが品質確保法の10年間の瑕疵担保補償については対象外になるのではないかと思
います。
昨日からマンションの隔壁のひび割れ注入を作業していて、本日に終わったのですが気持のいい仕事だつ
たと満足しています。
隔壁にひび割れが発生していてお隣にも同じ位置にひび割れがあり貫通しているひび割れでした。
お隣には空気抜きの為にフロッグのノズルを外して取り付けて、こちら側から注入したのですが計算どお
りに推定量を注入したら隣のフロッグに樹脂が上がってきました。
ひび割れの中は樹脂で完全に満タン状態です。
何が満足したのかと言えば、注入作業は二つの部屋に入り込んだのですがこの両方のお施主さんは注入す
る部屋を事前に綺麗に片付けていて家具は何も無い状態だったのです。
広々とした部屋で養生の必要は殆どなかったのです。
当然仕事は確実に出来たし、早く終る事ができました。
こんな方達は、殆ど我々が仕事が終わると丁寧に挨拶をしてくれます。
先週のお施主さんは子供の玩具すら片付けていなかつたし、終わってからの我々の挨拶に対してもなんの返事も無かったので・・・ね。
同じ事をしているのにこの雰囲気の違いは何んなのでしょうね。
それぞれゼネコンが違うので最初の対応が違ったのかな・・。