低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

マンション共用部の天井のひび割れ

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写真は上から順番に

フロッグの取り付け、注入の状況

注入後の養生(樹脂が一滴でも落下して人に当ると大変な事に)

翌日の樹脂の減り具合(3回追加注入しています)

完了の状態です。



最上階の通路の天井がひび割れを起こし雨が降るとその箇所から漏水してきます。


このような場合は原則的には屋上から漏水の原因を探して、そして補修するという方法がベストなのです

でも、実際にはなかなかその原因は掴めない場合が多いのです。

今回も屋上に上がってその部分を探しましたが、結局は殆ど全域を補修しなければ完全にとはできません

過去にさんざんあちこちをシールしたりして苦労しているような跡がありますので、簡単には見つからな
 
かったのでしょう。

漏水は防水シートのほとんど見えないようなピンホールからでも雨水は漏れてきますので10年も経つとそ
 
の原因は多くなってきます。


そこで今回は下のひび割れから注入をして補修しようという事になりました。

翌日に屋上のその付近を見ると、案の定樹脂が防水シートの隙間から溢れ出しています。

流石フロッグ君・・などと自画自賛

音もなく静かでそして確実な低圧注入のフロッグ工法・・・どうして普及しないのでしょう。

建設会社の担当者と二人で色々とその要因を意見し合いますが、結局は普及していないからということに
 
なつたのですが・・・。