低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

住宅の基礎のひび割れについて

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今回は戸建住宅の基礎のひび割れについて。

このブログでは発生したひび割れについての原因を延々と追求するよりも、ひび割れ補修の方法について

もっと深く考えて確実な方法を選定して欲しいなどと報告していますが、今日はその原因の一つとなるコ

クリートの養生等についての疑問について報告します。


私は住宅を造る専門家ではありませんからこの基礎の造り方についてどのような方法が正しいのかは解り

ませんが、町の中の住宅建築現場で基礎部分の様子を見ると実に様々な造り方なのでびっくりします。



写真は大手住宅メーカーの基礎部分の養生している様子です。

コンクリートの打設から10日目を経過しています。

冬場でもこんなに分厚いシートで養生している現場は常識なのでしょうか。

低温対策なのでしょうか。

こまめに養生シートを剥がして様子を見たりしているようでとても丁寧な施工ではないのかと思います。

将来のひび割れをとても重要視しているのでしょうか。



他の現場によっては栗石の上に簡易的な型枠もしないで薄く捨てコンクリートを打ってその上に基礎を造

っている所もありますが、これはベタ基礎で無い場合はこのような造り方が標準なのでしょうか。


専門家に聞くと捨てコンに型枠を造る場合は予算がある場合のみで、通常の場合は墨出しの目的の為だけ

だそうです。


捨てコンに強度を必要としないと言う事ですが素人目から見ると石の上のコンクリートが弱いと石の部分

が平坦でない為に荷重が掛かった時に割れてしまうのではないかと心配になります。


ベタ基礎はどんな理由で始まったのでしょう。


30数年ほど前に会社で作っていたツーバイ・フォー工法の住宅の資材を現場に納入した時にはじめてベタ

基礎を見たのですが、その時に聞いたのは湿気の少ないアメリカの住宅の工法なので湿気の多い日本の場

合は湿気を防ぐ為の方法だとか。


在来工法の住宅にベタ基礎を使うようになったのはどんな理由でいつ頃から広まったのでしょうか。


ひび割れ対策もあつたのでしょうか。


いずれにしてもまだまだ解らない、知らない事が多過ぎます。


勉強不足なのです。


今日、政府による今年度の補正予算が決まりましたので道路、トンネル、橋等の補修が早急に始まるので

しょうか。


老体に鞭打ってぐぁんばりますです・・・・。