低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

注入剤はこんなにあるのです

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写真はフロッグで使用している硬さの違う樹脂です

左側は超低粘度型です。

硬さは牛乳とてんぷら油の中間ぐらいです。

硬さの単位でcps(mPa,s)というものがありますがこの単位の1は蒸留水なのです。

超低粘度型は水の150倍の硬さとなります。


隣は低粘度型の樹脂です

単位は500cps程度です。

殆どの職人さんたちは低圧注入にはこのタイプしか使わないようです。


その隣は中粘度型で通称マヨネーズタイプといいます

単位は5000cps程度です


右の樹脂は高粘度型となります

いわゆるグリス状タイプと言われています

単位は硬くて計測できませんが推定で60000cpsていどかな

この硬い樹脂は主にタイル等のいわゆる浮き注入に使用されています



下の写真はそれぞれの硬さの樹脂の流下する状態を見るために造った画題です


合板に10円硬貨程度の円の中に樹脂を流して置き、そして合板を90度の垂直に立てて流れていく様子をみます。


左側の超低粘度は合板に浸透しながら直ちに下に流れてしまいます


低粘度は3分で下のほうに流れてしまいます


中粘度型は8分かかって途中で止まってしまいました


右の高粘度型はまったく流下しません



この実験でもわかりますがひび割れ幅が大きいところに低粘度型だけでは瞬く間に下に流れていきます


ひび割れ幅が小さいと硬い樹脂は入らないことが理解できると思います。


こんな簡単なことが殆ど知られていないところにこの低圧注入工法のいい加減さが解るのではと思います


職人さんにも責任はありますが、そもそもメーカーのカタログを見てもこのことについての具体的な指示そして表現はフロッグ以外にはありません。


器具のメーカーによっては低粘度型の樹脂しか持たないとか、中、高粘度型の樹脂はそもそも注入ができ

ない器具を平気で製造販売しているメーカー・・とか。


だから、低圧注入には低粘度型樹脂しか知らないと言う職人さんが多いのです。


低圧注入工法は公的に認知されてすでに20年も経過しているのです。


どうしてこんな風な業界になつてしまったのでしようか。


仕事そのものは、場合によっては建物の将来の重大事故防止に関ると言う事なのに。


施主である監督官庁もお金を出すのですから、しっかり勉強して欲しいものです。


だから言うのです。


ひび割れ幅は決して一定ではありません。

中が大きくなっているかもしれません、または小さくなっているかも知れません・・・だから必ず超低粘

度型の柔らかいものから順番に硬いものえと注ぎ足していくのです。


仕事は建物の将来の重大事故に関わることなのですよ。




話は変わりますが

パソコンの話しです。


長年使用していたパソコンが故障したのですが、捨てるのをためらっていたら・・・なんとか直したくなって。

生来の器用貧乏症で、我ながらあきれてしまいますが。

昨日、完璧に修理が完了したのです。


2ヶ月以上はかかりました。


中古のパソコンをもらってきてメモリを取り出して付け替えて、ハードディスク、7のOSソフト、そして

ネットワークカードを購入して、何度も諦め掛けて又やりだして・・・・。

ついに、とうとう、インターネットを繋いで完成です。


わかったことは「半田ごて」はいらなかったということ・・・。


鉱石ラジオとか五球スーパーラジオじゃないもんね・・・。


デフォルト値をロードしてシステムを復帰?
パラメーターに不正があるとだめ・・・・・

なんのこっちゃい。