低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

引渡し直前のひび割れ注入

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今月は暇です。

地域によっては学校の耐震補強工事の前倒しで夏休みに集中したようですが。

フロッグについては今月の始めに品切れを起こして今も在庫は殆ど不足しています。

フロッグが売れすぎて品切れなら嬉しいのですが、実際はそうではなく単にプラスチック屋さんで原料メ

ーカーヘの発注が遅れたためにこちらに商品が入らないという情けない話なのです。

北海道の学校の現場と静岡の学校の現場そして群馬の学校の現場に送ったら殆ど在庫が無くなってしま

いました。

今月の初旬からは注文にびくついています。


今週中にはフロッグ床壁用は入荷する予定なのですが。



写真は仕上がっていた床にひび割れが入り、急遽補修となりました。

本来はフロッグの床、壁用を使うのですが在庫が無いために汎用品(天井、壁、床用)を使っています。

床の場合は皆さんに人気がある床、壁用がより効率的で良いと思うのですが、在庫が少ないのです。

追加注入を一度か二度、余分に注入すればその効果は同じなのでしっかりと反省しながら注入していま

す。



都内はマンションの大規模改修工事が盛んなのですが、工事の主役はタイルの浮き注入のようです。

マンションの外壁は殆どタイル仕上げなのでタイルの浮き補修工事が多くなっています。


振動ドリルの音で近所の方は大変だと思います。


私はタイルの浮き補修は新しくタイルを張り替える方法がベストだと思っていますから、このような穿孔

するような工事は殆ど行いませんが、手軽で安価ということで都内の殆どの補修の施工会社では注入によ

って補修しているようです。


タイルの張替えが良いのか、もしくは浮いているタイルとの隙間に接着剤を充填するのが良いのかは、そ

の経費とか工事の時間とか、残材の処理とか色々と総合的に考えると注入するほうが良いと判断されたの

だと思います。


隙間にエポキシ樹脂が確実に接着すればなんの問題も無い筈ですから。



管理組合、コンサルタント、施工会社で決めた事なのでしょうからそれはそれで良いのでしょう。

それにしてもマンションの外壁の仕上げ材はかなり昔から殆ど磁器タイルですが、このライフサイクル

はいつまで続くのでしょうか。


戸建て住宅の場合は一時期はどのような建物も横貼りの窯業系のサイディングでしたが、最近は目地のな

モルタルにフラットな塗材で仕上げている建物が多く見られるようになりました。

戸建て住宅のほうが外壁材の流行は早いのでしょうか。


サイディングとか一時期圧倒的な人気だったALC版とかは、今は懐かしく思えますから既にライフサイク

ルは終焉期なのでしょうか・・。