写真は仕上がった床面に発生したひび割れに注入しています
このような場合にひび割れの上にシーリング材等をすり込んでそして再び仕上げ材を塗布しても、数ヶ月
で再び同じ位置にひび割れが発生します。
何度も経験した結果はそうなのです。
ひび割れが成長するわけでもないのに、補修したのにどうして再度ひび割れるのかと言えば、次の要因か
ら発生するのです。
このような床のスラブは土の上に栗石等を敷き詰めて押し固めて、そして防湿フィルムを敷いて、鉄筋を
組んでからコンクリートを流し込んでいるのです。
本来ならばスラブにひび割れが入っても、さして湿気を含んだ空気の流れはフィルムがある為に少ない筈
なのですがコンクリートが2年以内の若年コンクリートの場合はそうではありません。
若年コンクリートの場合はまだコンクリートの中の水分が抜けきっていないために充分に湿気があるので
す。
ひび割れの中に湿気を含んだ空気があると例え表面をシールしても湿気を含んだ空気は暖かい表面へ抜け
出ようとします。
その力がひび割れを再発させるのです。
ひび割れ幅が0.3㎜程度の上にシールしたとしてもそれは薄い紙を乗せているようなものですから簡単に
剥がれてしまうのです。
このような場合は例え時間とお金が掛かったとしても、フロッグ工法でひび割れの奥深く樹脂を充填しま
しょう。
今月はフロッグの売れ行きも工事も比較的暇です
明日は久し振りにシニアのソフトボールに参加するか・・・・ウィークデーでもやっているのです
そうです、私の趣味なのです。
『喰らえ・・・快速球だぁー』
『ちょっとぉ・・何ん度もチェンジアップじゃダメだよ』
『そ、そんなに遅いかなぁ、なら、おむつを脱いで投げるベ・・ゼェゼェ・ゲボ・・』