低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

橋脚、橋梁のひび割れ注入工事

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先週は久し振りに出張工事でした

のんびりしていて富士山はすぐ近くに見えるし、一級河川の真ん中が仕事場なので自然があって久し振り

に楽しい仕事でした。


仕事中も殆ど我々だけで、なによりも朝礼、昼礼が無いのが一番です


今回は県道に掛かる橋ですが、そんなに古くはありませんし広さも歩道こそありませんが県道にかかる橋

としては平均的な大きさではないかと思います。


今回は橋脚と橋梁のひび割れにフロッグを取り付けてエポキシ樹脂を注入します


ひび割れ数量は延長で40m程度です


我々の経験からすればこの程度の数量ならばセットは午前中で充分です

どちらにしてもコンクリートに汚れ、傷を付けたくないと言う条件ですから、剥離性の仮止め材を使用し

て3日間の施工期間となります


柱の周りに富士山からの綺麗な湧き水が大量に溜まっていますので、ひと泳ぎ出来るのですが

今はとても無理です。 『さぶい』・・・いかにも寒そうな方言


こんなに綺麗な湧き水が大量に川に流れ込んでいるなんてもったいない事です。

砂漠の国の人が見たら泣いて悔しがるのではと思います



注入の施工は最初に汚染防止剤を塗布してから剥離性のシール材でフロッグの取り付けと同時にシールを

行います。


汚染防止剤はコンクリートに染みこんでしまう仮止め材の油脂分(BOD)をとめる役目を持っています


シール材を剥がした後には殆ど染みは残りません。


コンクリート打ち放しの場合に注入後に仕上げ材等を行わない場合には必要な材料です


樹脂は当然ですが超低粘度型から始めて3度目の注入のときに低粘度型のエポキシ樹脂を仕上げとして

注入しています。



思うように仕事ができて・・・ぐつどじょぶ・・でした。