低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

台風が来ると呼び出しかも

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今日は台風の前日とかで朝から雨模様

建物に発生する微細なひび割れの特徴は台風が来ると決まって漏水が始まります


そうなのです、微細なひび割れに雨水が入り込んでくるメカニズムは気圧差の結果なのです


台風は雨水に強烈な風を巻き込んでいます


その巻き込んだ雨水を建物の壁に強い圧力で押し付けてしまうのです


外壁の反対側の室内は普段の優しい気圧しかありません


この外気と室内の気圧差が微細なひび割れの中に雨水を引き込んでしまうのです


微細なひび割れは鉄筋コンクリートの宿命でどうって事ないよ・・・・


なんて言っている『あんたぁ』・・・・明日はくるよ・・・・・・。



写真はその気圧差で雨水が入りそうなひび割れ補修の様子です

躯体のひび割れ幅は0.3㎜あるのですが表面の塗装材のひび割れは僅か0.1㎜しかありません

一般的には0.1㎜以内のひび割れ幅については樹脂の摺りこみ程度で済ませるのですが、この建物は耐震

補強も兼ねた内部の改修工事なので、ひび割れについても補修しようと指示されたものです。


塗装面を削り取ると内部のコンクリートのひび割れは意外と大きいので今回の補修範囲でよかったと思い

ます。


カッターの先端で直径5㎜程度の大きさで塗装材を削り取ると躯体のひび割れが現れてきます

現れたひび割れの表面にゴミなどか付着している場合は手袋をした平手でポンポンと叩くと直ぐにくっき

りとひび割れが現れてきます。


そしてその上にフロッグを乗せるのです


そしていつものように最初は超低粘度型の樹脂を入れて、直ぐにタンクの中の樹脂が無くなるようでした

ら次の硬さの樹脂を追加注入をします。


下の写真は樹脂が少しずつ減少している写真です



今回の仕事も環境も良くて仕事をありがとう・・・と言います


台風のときに荒れている海の中にいる魚はどうしているのでしょうか


一度荒れている海に潜った時に驚いたことがあります


海の表面は大きくうねっているのに僅か3mも潜ると海の中はまったく静かで魚たちも全くの平気のようで

した。


台風ごときは魚君達は『へのかっぱ』なのでしょうね・・・・。



へのかっぱ・・・て、どういう事なのでしょう・・・。