低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

ベタ基礎のひび割れ補修

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引渡し直後の住宅のベタ基礎にひび割れが発生して苦情となり補修しています


一昔前ならひび割れた部分にモルタルを塗って完了でしたが、今はお施主さんも自分の家は自分で納得す

るまで勉強して補修するという方が多くなっています。


こういう方がいると低圧注入工法を生業としている我々は本当に嬉しいと思います


毎回の報告で言っていますが、ひび割れは建物の強度に直ちに影響するものではありませんが長期間放置

してしまうとひび割れから湿気等が入り込み内部の鉄筋に影響してしまいます


いずれはその部分のコンクリートが中性化して脆くなってしまいます

直ちには影響がなくとも建物が新しいうちに処理をしてしまうといずれは忘れてしまうというようなこと

もなくなります。


引渡し直後なら売主の会社だつてできるだけの協力はしてもらえると思うのです

高い買い物なのです、自分の家は自分で守るという意識は大切だと思います


フロッグの床壁用を使用していますが、このように作業場所が狭い場合にはフロッグの足部分を暖めて好

きな方向に曲げることが出来るのです。


住宅の床下は人間が寝返りも出来ないほどの狭さなのです

フロッグの高さは10センチほどありますからポンプを垂直にしてはとても使えません

ポンプが横に使えるようにフロッグのノズル部分を本体より横方向に曲げるのです


こんな裏技は経験していれば良く理解できると思うのですが、未経験の方がいきなりではとてもわからな

いと思います。


最近では白蟻駆除の方達がこの低圧注入工法を施工しているようですが、色々と経験をして見えない箇所

だからといって決していい加減にはしないという意識を持つて欲しいと思います。

ベタ基礎の部分はコンクリートの厚さが約100~200㎜程度ですが裏側の防湿フイルムとの間に隙間があり

ますから注入する樹脂は多く必要となります


圧力が掛かるまで遠慮なく多めに樹脂を注入しましょう



裏側に溢れても迷惑と思うのはゴキブリッ子さんかモグラさんたちです。多少は我慢してくらはい