低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

低温時の低圧注入工法

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今年初めての更新です

仕事は今週に入ってからやっと一段落です

初仕事はなんとか納期までと、風邪をひきながら震えながら・・・なんとか塗装屋さんの予定に間に合わ

せることができました。


体がぞくぞくしている時に群馬の空っ風を浴びると・・風邪引きは治るかも・・というような理屈は絶対

に無いという事が解りましたです。


風邪引きをこじらせると鼻血が出てくることも経験したのです


先週末にこれも北関東のマンションのひび割れ注入を3日間をかけて施工したのですが、外気温度は最高

で5℃でした。


今回は仮止めシールは2成分型のタイプを使いました


このシール材はウレタン系なのでシーリング材の硬化促進剤を混合してから使用すると翌日には完璧な

固さとなっているのですが、残念ですが材料が間に合わなかったので今回は使用していません。


その代り注入作業を翌日の午後からとしています


そして施工前に仮止めシールする幅に特製の剥離材(石鹸水)を塗っています


施工範囲が僅か4mですから撤去後に塗った剥離剤を水洗いするようなことはたいして手間ではないので

事前に塗っています。


温度変化によって取れなくなる仮止メシール材の剥離性を良くするという目的です


今回は下地を傷をつけるでもなく完璧な剥離性で、施工前と後での違いは殆どわかりません


この特製の剥離剤をいずれは製品化して販売してみたいと思っています


みなさんはきつと仮止メシール材が剥がれなくなって現場では泣いているのではと・・・。


この方法が普及してくると何も高価な剥離シール材を買わなくても市販されているシーリング材で充分に

間に合うという事になります。


剥離性のシール材と言っておきながら特に夏場は剥がれないという製品なんてあっていい筈がないのです

が・・

そもそも、これを使用している職人さんが時にしかしない仕事という事で殆ど素人に近い方達が殆どです

から・・・剥がれなくても、そんなものかとクレームにはならないという不思議な業界なのです。


次回は戸建住宅の擁壁です