低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

高等学校の耐震補強工事

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今週は私の好きな月夜野の町にある県立高校の体育館の耐震補強工事です

今、国内の小中学校の耐震補強が済んでいない校舎は5212棟もあるそうです

そんなに残っているのかと思うのですが、しかしその耐震化率は95,6%だそうで・・・

全国にはそんなに沢山の学校があるのかとその数字にもびっくりします


我々の注入工事はこのブレース工法の要のアンカーボルトの固定に参加します


建物の柱、梁に穴を空けてその穴にボルトを取り付けて鉄骨のブレースを取り付けるわけですが、コンク

リートに穿孔した穴とボルトとの間に隙間があると地震の時に荷重が掛ったボルトが動いてしまいます


穴の中でボルトが動くと衝撃に弱いコンクリートはすぐに割れてしまいます


そこでその隙間にエポキシ樹脂を注入してその隙間を無くしてしまうのです

仕事はさほど技術は必要ありませんが、確実に注入するのだという意識はとても大切だと思います


地震が来た時に自分で施工したところが崩壊していたなんて事は見たくないですからね



この現場の近くに宿泊したのですが、偶然ですが昔に温泉だけを何度となく利用したところでした

ネットで探した宿だつたので宿に着いてからはじめてその事に気づいたというのは決して老化ではない

です・・・・。


それにしても月夜野というところは名前からして、いかにも狸たちと友達になれそうな町だといつも思っ

ています。