暑さもやっとピークを過ぎたようですが、現場での暑さは相変わらずで
ヘルメットの下にタオルを巻かないと頭から汗が滝のように流れてきます
汗が目に入って目が痛いです
各社の剥離シール材は殆どは一成分型のカートリッジタイプとなっていますが、夏場の急激な温度の上昇
の影響で材質が変質してしまって思うように下地から簡単に剥離できないような場合が多く発生します
この剥がれないことについては経験した人なら理解できると思いますが僅か2m程度を剥がすのに1時間以
上も掛かるのです。
しかも下地に傷がついてしまってそれこそ泣きっ面に蜂なのです
我々の場合はこのようなことは二度と経験したくないという事で事前に接着性の試験をしたり事前に石鹸
水を薄めたもので剥離プライマーとして塗布しています。
夏が過ぎても南面の直接に太陽の熱が当たるところはその症状がでるので事前に塗布する事を勧めます
写真は中学校の耐震補強改修の現場ですが事前の検査ではこの2成分型ならプライマーが無くても簡単に
剥離するので使用している状況です。
剥離シール材のこの2成分型はウレタン系なのですが剥離性については1成分型の製品よりははるかに優れ
ています。
このタイプの製品は国内で1社しか造っていません
この製品を知らない人が多くいますが、知っていても主剤と硬化剤を混合する手間とかコーキングガン
を使用するという技術が無い方達は使わないようです。
使っている人は全国でも数少ないのですが、殆どは低圧注入工法の仕事の頻度が高い専門店が使っている
ようです。
製品は2成分型のウレタンシーリング材とほぼ同じなのですが接着付与剤等が抜かれている接着が弱いと
いう製品になります。
公的な建物の場合には使用した残材の写真が必要なのですが、事前に指示が無くてうっかりしていると片
づけられて処理業者が持って行ってしまうので注意が必要です。
話は変わりますが、マニュアル本ですが限定300部については切手代300円でお送りします
必要な方は切手を送って頂くと送付します
連絡先はこのブログのゲストブックを開けてもらうとホームページそしてアドレスが書いています