低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

今年の開発商品はP皮です

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2月は毎年ですが暇になってきます

東京メトロのホームの紋章保存の浮き注入も終わり次の工事までには半月ほどの時間があります


そこで一昨年に特許を申請していた商品がいよいよ公開になりましたのでそろそろ製品造りの用意を

始めたいと考えています。


このブログは建物の補修等のカテゴリーの中でこの商品とは殆ど関係が無いのですが、毎度訪問して頂い

ている方にも知って頂きたいとの事で報告しておきます。


知っている方は少ないと思いますが、ウインドミル投法では強固なP皮は不可欠な商品なのですよ


私自身の趣味で若い時からファーストピッチのソフトボールをしていますが、そのピッチングの投法のひ

とつがウインドミルという投げ方なのです。


女子ソフトの日本代表のエースで上野投手などが投げている投法がウインドミル投法なのです


この投法は今では多少ルールが変わって、投げる時にピッチャープレートからジャンプして投げても良い

となりましたが、我々の時にはボールを放すまではどちらかの足はプレートに接していなければいけない

という通常の野球の決まりと一緒でしたのでできるだけホームベースに近づいて投げるために軸足のつま

先をぎりぎりまで残して引きづりながら投げるという投法でした。

軟式,硬式野球を経験した人ならこのジャンピングスローはピッチャープレートの2m程も先から投球をし

ても良いという事ですから・・・なんじゃい・・と思いますよね。


そもそもプレートは何のためにあるかと言えばピッチャーはこのプレートから前では投げてはいけません

(どちらかの足を付けていなさい)と言うルールのためにあるのですから、飛び上がって前で投げてもいい

なんて・・・・。

ランナーの離塁はジャンプしたときなのか着地した時なのかどちらなん・・?


軟式野球で言えばピッチャーが外野手のようにステップしてから投げるのと同じ理屈になります


ソフトボールは色々と理解に苦しむようなルールがあるのです。



色々な文句はさて置き、ジャンピングスローにしても軸足は地面に引きずるという事はさほど変わりがあ

りませんのでシューズの先端は常に摩耗するという事なのです。


このウインドミル投法の場合にはジャンピングスローもボールを放すまでは軸足のつま先をプレートに付

けている投法もいずれの場合もマウンドにつま先を引きずるためにスパイクのつま先がすぐにすり減って

穴が空いてしまうのです。


学校の硬いグラウンドならカバーのP皮でも3ヶ月ほどで空いてしまいます(投球数によって違いますが)


カバーのP皮をしていなければスパイクはすぐに穴が空いて使えなくなります


学生などは2足を用意して保護のP皮に穴が空いたらその都度スポーツ用品店に持ち込んでP皮を取り換え

て貰っているようです。



そこで今回の開発商品はどこに新規性があるのかと言えば・・


当考案品はP皮に補強材が付いていて更に取り換えには接着剤で取り付けてスパイクシューズには傷が付

かないP皮なのです。



面倒でも修理ができるならそれはそれでいいのですが、今は、このP皮の取り付けは靴の裏に12本ほどの

小さな釘を打ちつけて釘の先端を叩き潰して取り付けるのです。(写真5枚目)


取り換えはこの釘を引き抜いてP皮を剥がしますから3~4回も取り換えると靴底は穴だらけになります

高価なスパイクなら買い替えが大変な負担になります


そして土が入らないようにミシンで縫い付けていれば更にシューズの上に穴が空いてしまいます


今回の開発商品はこのP皮の取り付けを接着剤で行いそして接着剤は剥離性ですからその交換は簡単に取

り外せます。

靴には傷が付かないと言う利点があるのです。


あまり詳しくは言えませんが、取り付けたP皮に穴が空いたらP皮は今度は素手で剥がして外せます


そして取り付けはチューブに入った特殊な接着剤で取り付けるのです



接着剤が硬化すれば直ちに使えます


つまりP皮と接着剤があれば自分で簡単に取り付けられるという方法なのですが


隙間の中の超隙間産業なんですよね・・・


貧乏臭くて面倒だから穴が空いたらすぐに新品のスパイクシューズを買うっていう人になりたいので

すが・・・・。



製品の名前はPeron(ペロン)と言います。 商標登録なのです



なんだかなぁ・・・・・・・。