低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

ひび割れ補修も安全第一

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台風が来る前にひび割れからの漏水を処理したいとの事でした


現調してみると役所の地下の変電室の中でした


電線には8000ボルトの電気が流れているとか


これぐらいの高圧線の場合は手を線の近くに持って行くと手が引っ張られるとか


このままで施工できるかの質問に至極当然のこととして何時間の間停電できますか?


いや、電気を切る訳にはいかないのでそのままではなんとかできないかと・・・


そ、それは絶対に施工はできませんよ


壁にペンキを塗るとしても8000ボルトは駄目でしょう、ましてや手間のかかる低圧注入は作業している間

に全員が死にますよ・・・・


どうして停電にできないのですか


停電にすると役所にあるデーターなどが破壊されてしまうらしい・・・・


東京メトロの場合は深夜に2時間だけこんな風な高圧線を遮断してくれましたよ


電気を遮断できないのなら、すみませんが命を懸けてまで漏水を防ぐ事はできませんよ


いや・・・もしも施工が出来れはいいと思ったので相談したのですよ


絶対にできません


うーん・・・・・・・


休日でも祭日でもお正月でも電気を切れる日が来たらやりますので、連絡ください


どんな仕事でも安全第一は大原則の決まり事なのです



なにか液体を床に流して固まったら止水ができるようなものができればこんな場所は解決ができるのです

が、残念ながら今は不可能なのです。


ひび割れから漏れてくるという事は水に圧力が掛かっているから室内へ水が入ってくるのです

液体を流して固まったとしても水の圧力の方が強いわけですから必ず水の通り道ができてしまいます


どんなに考えてもひび割れに何かを直接取り付けて処理するしか方法は無いのです



お正月は空けておきますよ・・・ハイ