低圧注入工法の問題点を工事現場から報告したいと思います 全国に数少ない低圧注入工事を生業とする専門店への啓蒙も微力ですが広く行いたいと考えています

フロッグの行く先

コンクリートのひび割れ補修の専門です

都内のトンネルのひび割れ注入の場合

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 私にとってはかなり大型の工事でした。
しかも東京都の発注工事なので建設会社とともになかなか手ごわい工事だと緊張の2ケ月間でした。
でもマンションなどの建築工事と違って拘わりになる工事店が極端に少ないので仕事そのものは楽しくできました。
開発したフロッグの使用についても役所側は特に問題はなしとの事。
確実に注入できて注入するエポキシ樹脂がJISA6024に合格品であればいいということでした。
毎日が充実して楽しい期間でしたが朝が早いのは毎日苦痛でした。
現場の近くのファミレスの感じのいい店員のオネェサンに早朝から今日もご苦労さんと言ってもらえるのが三文の徳かな。
 工事が終わって役所の検査があり注入した箇所をランダムにコアを抜き取りました。
結果は14箇所全て合格だったのは流石フロッグの高性能に自分ながら感動してしまいました。
コンクリートの厚さは壁面で600㎜天井は500㎜です。
注入して裏側までに到達させる樹脂の量は半端ではなかったですね。

 エポキシ樹脂のJIS規格については次のようになっていますので知っておくと良いと思います。
一般に製品のJIS規格品というのはその製品を製造する工場そのものがJIS規格認定工場でなくてはいけません。
但し製品によっては例えば個人の自宅で造った製品でもその規格通りであればJIS合格品として市場に出しても問題が無い場合があります。
その決め方については解りませんがJIS合格品であっても認定工場で造らなくてもいい製品があると言う事です。
ではその製品がJIS規格通りになっているのかどうかの判定はどうしているのかと言うと、いわゆる公的機関にその規格通りになっているか否かを検査してもらうのです。
公的機関とは例えば建材センターとか化学品検査協会とか独立行政法人・・・とかです。
その試験成績書が認定の証明となります。
但しこのような製品の場合はいわゆるJISマークは残念ながら付けられません。
 エホキシ樹脂の場合は現在は製品の認定で工場認定とはなっていませんのでどこのメーカーのものもJISマークは付いていません。

 子供の頃防空壕に入って遊んでいたら奥のほうにゴザが敷いてあり周りにフラッシュガン{電球の玉}
が捨ててあって何んでそんなものがあるのか不思議でしたが中学生のときに謎がとけました。
子供達の怖い遊び場にそんな不謹慎な事をするなよなぁ・・・。
大人はいつの時代も変わらないで懲りないよね。